世界一ピュアな 伝説のパパラッチ小僧


〝Frank Sinatra Meets The Press〟

当時のロスは、パパラッチ写真家がまさに大勢出てきた時期だった。彼らにはルールなんてないようなもので、相手を嫌がらせることばかりしていたんだ。見ていて心苦しいものだったよ。だからどうせやるなら、マグナムのアンリ・カルティエ=ブレッソンやウォーカー・エバンスがストリートで撮影していたような、後世に芸術として残る写真を撮りたかった。

私自身はパパラッチ一線から退いて会社の経営に携わっている身だが、配下のカメラマンにはこう忠告している。被写体が嫌がるようなことは絶対にしてはいけない、品があるように美しく撮りなさいと。道徳観のある写真通信社にしようと。するとそこにゲッティも乗ってきて、いまではゲッティのサイトにもバズフォトの写真は載っているんだよ。

〝Stiv Exposes Himself at Aron’s Records〟

——具体的には他のパパラッチとどう違うんだろう? 被写体からの反応はいつもどんな感じなの?

他の通信社のカメラマンが望遠レンズで隠し撮りをするのは日常茶飯事だが、うちではそういうことを一切しない。そして、撮った写真はバズフォトのブログに毎日載せているんだ。それを見たセレブのパブリシストから連絡をもらうこともある。うちのタレントも同じようなスタイルで撮って欲しい。明日の何時にここにいるから、撮ってくれないか?とね。