東京藝術大学においてゲスト講義に出講


11月5日、東京藝術大学において「芸術情報センター・写真センター共同開講授業 現代写真論ゲスト講義」という枠を設けて頂き、深瀬昌久について話す機会を頂戴しました。この1年間で実現できたDiesel展や様々な出会いから見えてきたことについて話をさせて頂きました。

東京藝術大学 写真センター Blog <授業情報>
http://geidaipc.exblog.jp/22398356/

トモコスガ講演チラシfix

話したことについて。Diesel展において、向かい合わせの壁にお見せした初期作『屠』(1963年)と最終作『ブクブク』(1991年)のふたつを比較することから、深瀬昌久がただ私性のみを追いつめたのではなく、動物として人間が保有する先天的な機能である「戯れ」を写真の先に掴もうとしたのではないか。それはつまり、ヨハン・ホイジンガの提唱したホモ・ルーデンス(戯れるヒト)だったのではないか?という持論を展開しました。

以下写真、東京藝術大学美術学部附属写真センター撮影
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これについては、11/28日発売予定の写真季刊誌『IMA』に今回、原稿として寄稿しました。一緒に掲載される深瀬昌久の初期作品『屠』と共に、皆さんにご覧いただければと思います。

いまから15年前、私が深瀬昌久に深く関心を持つきっかけを与えて下さった飯沢さんとこのような形でご一緒でき(この授業が今年3度目のお声掛け)、若い方々に深瀬昌久を知ってもらう機会を頂いたばかりか、この1年やってきたことを皆さんに共有する場にできました。飯沢先生、そして授業に向けて綿密に準備してくださった助教の永井文仁さん、助手の皆さんに心より感謝申し上げます。